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タブドッキング / スナップ連携 ​

SceneEditor プラグイン(COM3D2.SceneEditor.Plugin)のタブドッキングとスナップ/コネクトへ、 他プラグインのウィンドウを参加させるための資料。

ホストのアセンブリ名・名前空間はいずれも COM3D2.SceneEditor.Plugin。

対象バージョン: SceneEditor 3f1817a 以降(DockingHost 搭載)。 スナップ/コネクトは SceneEditor 17f6541 以降、タブバーのゲスト描画は SceneEditor efa84bd 以降が必要(いずれも MTEUtils 側は DockingClient / DockableWindowBase の対応版が必要。未対応バージョンでは該当機能だけが自動で無効になる)。

できること / できないこと ​

機能扱い
タブドッキング(ヘッダー重ねで統合、タブ切替、つまみドラッグで分離)✅ 開放
タブバー表示✅ EnableTabBar のオプトイン宣言 + 自前ヘッダーへの描画が必要(MTEUtils の DockableWindowBase は実装済み)。未宣言だとグループ加入中もタブバーが出ない
受け身スナップ(内部窓がゲスト窓の辺へ吸着する)✅ Register するだけで有効。ゲスト側の追加実装は不要
ドラッグスナップ(ゲスト窓をドラッグして吸着させる)✅ 協調が必要(下記「スナップ/コネクトの実装義務」参照)
リサイズスナップ(ゲスト窓の辺をリサイズして吸着させる)✅ 協調が必要(下記「リサイズ吸着の実装義務」参照)
コネクト(連結移動)✅ EnableConnect のオプトイン宣言 + 協調が必要
グループ構成の次回起動時復元❌ 外部窓を含むグループは復元されない(起動順が不定で、ホストの復元時点で未 Register のため)。内部窓のみのグループは従来どおり復元される。コネクトグループも同様。ただしドッキングしていた位置のまま再表示すれば自動で再ドッキングされる(下記「挙動の詳細」参照)
名前付きレイアウトの保存 / 適用❌ ゲスト窓の位置・表示状態はレイアウトに含まれない。レイアウト適用時は全タブグループ・コネクトグループが解体されるため、ゲストは独立ウィンドウへ戻される

連携方法は 2 通り ​

A. MTEUtils を使う(推奨) ​

MTEUtils を submodule 参照しているプラグインは、ウィンドウを DockableWindowBase(COM3D2.MotionTimelineEditor 名前空間)継承にするだけでよい。

csharp
public class MyWindow : DockableWindowBase
{
    protected override int windowId => 912345;      // 自前の GUI.Window ID
    protected override string windowTitle => "My Window"; // タブ表示名

    protected override void DrawContent()
    {
        // ヘッダー下の内容を描く (座標はウィンドウローカル)
    }

    // 任意: 配置の永続化
    protected override void LoadPlacement(out int x, out int y, out int width, out int height) { ... }
    protected override void StorePlacement(int x, int y, int width, int height) { ... }

    // 任意: 非アクティブタブ化されたときの後始末 (RT 停止など)
    protected override void OnTabVisibleChanged(bool visible) { ... }
}

基底が提供するもの:

  • ヘッダー(タイトル・閉じるボタン)、ヘッダードラッグ移動、右下角リサイズ、画面内クランプ
  • isShowWnd = true で自動的に DockingHost へ登録、false で解除
  • SceneEditor 不在の環境ではそのまま独立ウィンドウとして動作(standalone フォールバック)
  • 非アクティブタブ化されると OnGUI を自動でスキップ(描画・入力停止)
  • スナップ/コネクト協調一式(オプトイン宣言、ドラッグ起点通知、吸着中の GUI.DragWindow 抑止、 コネクトボタンの描画、連結中の個別クランプ抑止)。ホストが未対応バージョンなら自動で無効化される
  • タブバー協調一式(EnableTabBar の宣言、push された状態のヘッダー描画、 タブ押下の NotifyTabMouseDown 通知、グループ加入中のタイトル非表示)
  • UI 倍率への対応(windowRect は実矩形のまま窓ごと拡大し、EnableGuiScale で倍率をホストへ渡す)。 派生側は contentRect / localWindowRect(論理サイズ)で描けばよい。詳細は下記「UI 倍率」

寸法(HEADER_HEIGHT = 26 等)はホストの EditorSubWindow と揃えてあり、 変更してはならない(内部窓とタブ列の見た目・位置を揃える前提)。

B. 自前実装(リフレクション直叩き) ​

MTEUtils を使わない場合は、DockingClient.cs と同じ手順で接続する。

csharp
// 1. ホスト発見 (見つからなければドッキングなしで動作させる)
var type = Type.GetType(
    "COM3D2.SceneEditor.Plugin.DockingHost, COM3D2.SceneEditor.Plugin");
// ロード順によっては null になるため、AppDomain からのフォールバック + 後刻再試行を推奨:
// AppDomain.CurrentDomain.GetAssemblies() から
//   GetName().Name == "COM3D2.SceneEditor.Plugin" を探して GetType(...)

// 2. メソッドを Delegate.CreateDelegate でキャッシュ (毎回 Invoke しない)

公開 API(シグネチャは安定契約。変更されず、追加のみ):

csharp
// COM3D2.SceneEditor.Plugin.DockingHost (public static)
object Register(
    int windowId,              // GUI.Window の ID (下記「windowId の注意」参照)
    string title,              // タブ表示名
    Func<Rect> getRect,        // 現在のウィンドウ矩形 (スクリーンGUI座標)
    Action<Rect> setRect,      // ホストからの矩形反映 (タブ同期・グループ移動)
    Func<bool> isVisible,      // 表示中か (isShowWnd 相当)
    Action<bool> setTabVisible // false = 非アクティブタブ化 → 描画・入力を停止せよ
);                             // 戻り値: ハンドル (失敗時 null)
void Unregister(object handle);
void NotifyHeaderMouseDown(object handle); // ヘッダー左押下の通知

// --- スナップ/コネクト系(後発。旧ホストには存在しない) ---
void EnableConnect(object handle);        // コネクト参加のオプトイン宣言
void NotifyDragMouseDown(object handle);  // ヘッダー/空き領域の左押下 = ドラッグ起点
bool IsSnapDragging(object handle);       // ドラッグ中にいずれかの軸が吸着しているか
bool HasAdjacent(object handle);          // 辺が密着している窓があるか (ボタン表示条件)
bool IsConnected(object handle);          // コネクトグループ所属中か
void ToggleConnect(object handle);        // 連結トグル (連結中なら自分だけ外れる)

// --- タブバー描画系(後発。旧ホストには存在しない) ---
void EnableTabBar(object handle, Action<string[], int> onTabBarChanged);
                                          // タブバー描画のオプトイン宣言。
                                          // 加入/離脱/アクティブ切替のたびに
                                          // (タブ名一覧, アクティブindex) が push される。
                                          // titles=null はグループ非加入
void NotifyTabMouseDown(object handle, int tabIndex, float x, float y);
                                          // ゲストが描いたタブの押下通知
                                          // (x/y はウィンドウローカルの押下位置)
void ActivateTab(object handle);          // 自窓のタブをアクティブへ切り替える
                                          // (押下由来でないためドラッグ候補は記録しない。
                                          //  グループ非加入なら何もしない)
float GetTabScrollX(object handle, float fallback);
                                          // タブ列のスクロール位置 (px) を読む。
                                          // 位置はグループの状態なのでホストが持つ
                                          // (未所属なら fallback がそのまま返る)
void SetTabScrollX(object handle, float scrollX);
                                          // 操作した結果のスクロール位置を書き戻す
void ActivateTabIndex(object handle, int tabIndex);
                                          // グループ内 index 指定でタブをアクティブへ切り替える
                                          // (タブバー右クリックメニュー用。ActivateTab と違い
                                          //  自窓以外も指定でき、ドラッグ候補は記録しない)

// --- リサイズ吸着(後発。旧ホストには存在しない) ---
Rect SnapResize(object handle, Rect rect, int edges);
                                          // リサイズ中の矩形へ辺スナップを適用して返す。
                                          // edges はつかんでいる辺のビット
                                          // (Left=1, Right=2, Top=4, Bottom=8)

// --- UI 倍率(後発。旧ホストには存在しない) ---
void EnableGuiScale(object handle, Func<float> getScale);
                                          // 自窓の UI 倍率の登録。Register 直後に呼ぶ。
                                          // ホストはこの倍率でタブ幅・ヘッダー高さ・
                                          // 並び替え判定を計算する (未登録なら倍率 1)

ゲスト側の実装義務:

  1. 表示開始時に Register、非表示化・破棄時に Unregister を呼ぶ。 isVisible は「実際に描画しているか」を返すこと。ホストはこれを ドロップ先候補・自動再ドッキングの判定に使うため、描いていない窓が true を返すと 見えない窓へドッキングでき、タブを切り替えた瞬間にグループごと消えたように見える。 プラグイン無効中・シーン制限中など「登録はあるが描かない」状態を持つなら、 その条件も isVisible へ含めるか、その間は Unregister しておくこと
  2. ヘッダー左押下(閉じるボタン除く)で NotifyHeaderMouseDown を呼ぶ。 イベントは消費せず、自前の GUI.DragWindow にそのまま使わせてよい。 これがドッキング判定(ドラッグして他窓のヘッダーへ重ねる → 統合)の起点になる
  3. setTabVisible(false) を受けたら描画と入力を止める(OnGUI 早期 return)。 true で再開する。矩形はホストが setRect で同期し続けるので保持すること
  4. ヘッダー高さは 26px に合わせる(タブ列を描く領域)

タブバー描画の実装義務 ​

タブバー系 2 メソッドもペアで検出すること(欠けるホストでは機能ごと無効にする)。 未対応でもタブドッキング自体は従来どおり動く(タブバーが出ないだけ)。

  1. Register 直後に EnableTabBar を呼び、受け取った (titles, activeIndex) を保持する。 titles == null はグループ非加入なので通常タイトル表示へ戻す
  2. titles != null の間は GUI.Window のタイトルを空文字にし、 ヘッダーへ自前でタブ列を描く。位置は左端 FRAME、縦中央、 タブ幅は 90px 上限(右のボタン列分を差し引いた幅に収める)
  3. タブ押下で NotifyTabMouseDown(handle, index, x, y) を呼び、イベントを消費する (消費しないとウィンドウ全体のドラッグが始まる)。アクティブ切替・つまみドラッグ分離は ホスト側で処理される
  4. 見た目を内部窓と揃えたい場合は MTEUtils の TabBarDrawer.Draw(...) をそのまま使える
  5. プログラムからタブを前面へ出したい場合は ActivateTab(handle) を使う。 NotifyTabMouseDown はつまみドラッグ候補の記録を伴うため、実クリック以外から 呼んではいけない(次フレームでタブが分離してカーソルへ吸い付く)。 ActivateTab も後発 API なので、単独で存在検出して欠けるホストでは無効化すること
  6. スクロール位置はホストと共有すること。タブバーはグループに 1 本で、描くのは アクティブなウィンドウだけなので、位置をゲスト側だけで持つとタブを切り替えるたびに 別の窓が覚えていた位置へ飛ぶ。GetTabScrollX で読み、SetTabScrollX で書き戻す (ペアで存在検出し、欠けるホストでは自前の値にフォールバックする)
  7. タブバー右クリックのタブ一覧メニューから他タブを選ばせる場合は ActivateTabIndex(handle, index) を使う(ActivateTab は自窓しか切り替えられない)。 これも後発 API なので単独で存在検出し、欠けるホストではメニューを無効化すること

タブバーの挙動(MTEUtils TabBarDrawer / TabBarLayout 実装) ​

TabBarDrawer.Draw(...) をそのまま使う場合、以下は取り込むだけで有効になる。 自前描画のゲストや旧 MTEUtils のままのゲストは従来挙動(縮小のみ・メニューなし)になる。

  • タブ幅の下限は 60px。全タブが下限幅で収まらない場合はタブ列の両端に < > ボタンが出る。これは隣のタブをクリックしたのと同じ扱いで、 前後のタブをアクティブにする(表示位置は下記の寄せが追従する)。 ボタンの通知先は ActivateTabIndex なので、未対応ホストでは効かない。 送りはタブ単位ではなく px 単位で、領域の端に掛かるタブはクリップして 見切れたまま描く(続きがあることを示すため)。 描画中はアクティブタブを追従しないので、アクティブタブが隠れた状態もあり得る。 ただしタブがアクティブになった時点だけは、そのタブが見切れていれば 見える位置まで寄せる(既に収まっていればスクロール位置は動かさない)
  • ヘッダー上でのマウスホイールでもタブが左右にスクロールする
  • タブバーの右クリックでタブ一覧メニューが開き、選んだタブがアクティブになる (選択の通知は上記 ActivateTabIndex)。メニューはドロップダウン(ComboBoxPopupWindow)と 同様に独立した GUI.Window として描かれる(ホスト窓の矩形でクリップされないため)。 自前描画のゲストは TabBarDrawer.DrawContextMenuWindow(...) を GUI.Window の外(OnGUI 直下)から毎フレーム呼ぶこと
  • タブを左右へドラッグするとグループ内の並び順が変わる (ヘッダーから離すと従来どおり分離になる)。並び替えの判定と保存はホスト側の責務で、 ゲストは従来どおり NotifyTabMouseDown で押下位置を通知するだけでよい

スナップ/コネクトの実装義務 ​

受け身スナップ(内部窓がゲスト窓へ吸着する側)は Register だけで有効なので、 以下はゲスト窓自身を吸着・連結させたい場合のみ必要。

スナップ/コネクト系 6 メソッドは一括で検出すること(1 つでも欠けるホストでは機能ごと無効にする)。 部分的に使うと「スナップは効くがボタンは出ない」といった中間状態になる。

  1. Register 直後に EnableConnect を呼ぶ。これがコネクト参加のオプトイン宣言で、 宣言しないゲストはコネクトの候補から外れる(下記 5 を実装できていない前提とみなされる)
  2. ヘッダー左押下と空き領域の左押下で NotifyDragMouseDown を呼ぶ。ドラッグ追跡の起点
  3. IsSnapDragging が true の間は GUI.DragWindow を呼ばない。 マウス追従位置と吸着位置がフレームごとに行き来して表示がばたつくため、 吸着中の配置はホストの絶対配置だけに任せる
  4. IsConnected || HasAdjacent のときヘッダーへコネクトボタンを描き、押下で ToggleConnect を呼ぶ。 位置は閉じるボタンの左隣(幅 20px + マージン 2px)、連結中は Color.cyan で塗る。 タブ列の利用可能幅からこの分を差し引くのはゲスト自身の責務 (差し引かないとタブ列が食い込んでボタンを押せなくなる)
  5. IsConnected が true の間は自前の画面内クランプを行わない。 個別にクランプするとメンバー間のオフセットが壊れる。連結中はホストが 群のバウンディングボックスでまとめてクランプする

リサイズ吸着の実装義務 ​

SnapResize は単独で完結するため、上記 6 メソッドとは別に検出すること (欠けるホストではリサイズ吸着だけが無効になり、他の機能は従来どおり動く)。

  1. リサイズ中に毎フレーム SnapResize(handle, rect, edges) を呼び、戻り値を採用する。 rect は吸着前(マウス位置どおり)の矩形、edges はつかんでいる辺のビット。 ホストはつかんでいる辺だけを画面枠・他ウィンドウの辺へ吸着させ、対辺は動かさない
  2. 吸着で最小サイズを割り込む軸は吸着を捨てる。最小サイズへ丸めると 狙った辺とは別の位置へ貼り付いて見える
  3. 移動ドラッグと違い矩形はマウス位置から毎フレーム組み直されるため、 吸着結果が次フレームの入力へ混入せず、ヒステリシス(解除距離)は不要

UI 倍率 ​

SceneEditor の UI 倍率(設定ウィンドウの 表示 タブ)にゲスト窓を合わせる仕組み。 EnableGuiScale は SceneEditor 960df57 以降、UIScaleHost は 372ac0b 以降が必要 (旧ホストでは見つからず、ゲストは倍率 1 または自前の設定で動く)。

倍率の出どころ: ホスト型 UIScaleHost の static プロパティ float uiScale が、 SceneEditor が有効(pluginEnabled)なら倍率(GUIScale の許容範囲内)、無効なら 0 を返す。 MTEUtils の UIScaleClient.Resolve(自前の倍率) は、uiScale が 0 より大きければそれ、 そうでなければ自前の倍率を返す(SceneEditor 不在・旧版も自前の倍率)。 ゲストは毎フレームこの結果を自分の GUIScale.scale へ入れる (MTEUtils はプラグインごとに別々にコンパイルされるため、GUIScale.scale もプラグインごとの static)。 設定画面の行は MTEUtils の UIScaleSliderRow を使うと SceneEditor と同じ操作になる。

ゲストからの変更: UIScaleHost の static メソッド bool SetUIScale(float scale)(後発。旧ホストには無い)は、 SceneEditor が有効なら倍率を設定画面と同じ刻み・範囲へ丸めて SceneEditor の設定へ書き、true を返す。 無効なら書かずに false を返す。 ゲストの設定行は UIScaleClient.isScaleEditable で有効・無効を決め、確定した値を UIScaleClient.TrySetHostScale(倍率) へ渡す。false が返ったら自前の設定へ書く。 SceneEditor に従っている間の案内文は UIScaleClient.followingHostMessage で、旧ホストかどうかに応じて変わる。

DockableWindowBase を使うゲストは、GUIScale.scale を設定するだけで対応する。 派生側は windowRect.width の代わりに contentRect / localWindowRect(論理サイズ)で描き、 OnSizeChanged も論理サイズで受け取る。MTEUtils のポップアップ類(コンボ・カラー / カーブ / テクスチャピッカー・ ダイアログ)の windowRect は画面上の実矩形を返す。

自前実装のゲストが守る契約:

  1. getRect / setRect でやり取りする矩形は画面上の実矩形のままにする。 窓の中は GUIScale.Window(窓の左上を中心とした拡大行列)で描き、窓内の座標は論理座標になる
  2. Register 直後に EnableGuiScale(handle, () => 自窓の倍率) を呼ぶ。 呼ばないとホストは倍率 1 として扱い、タブ幅・ヘッダー高さ・タブの並び替え判定が見た目とずれる
  3. NotifyTabMouseDown の x / y は実ピクセル(窓内の論理座標 × 倍率)で渡す

挙動の詳細・注意点 ​

  • setRect はホスト都合で呼ばれる: タブグループ所属中は矩形がグループと常時同期される。 ゲストが自前で矩形を保存する場合はこの書き換えを前提にすること
  • windowId の注意: 8903349〜8903377(内部ウィンドウ)は SceneEditor の予約帯。 この帯や他プラグインと重複しない一意な ID を使う(重複時はホストがログ警告を出す)。 ID は保存・復元でウィンドウを特定するキーにもなるため、リリース後は変えない
  • 同じ windowId で再 Register すると古い登録は自動解除される(プラグインリロード対策)
  • デリゲートが例外を投げても ホストは巻き込まれない(try/catch 済み)が、 ログ(MTEUtils.LogException)に出るのでゲスト側で潰しておくこと
  • ヘッダーはゲストが全面的に描く。タブ列に使ってよい幅は ウィンドウ幅 − 枠 2 × 4px − 閉じるボタン分 24px(コネクトボタン表示中はさらに 22px)
  • Editor モードが OFF になると グループは解体され、ゲストは独立ウィンドウへ戻される (setTabVisible(true) が届く)。登録自体は維持されるので再登録は不要
  • 名前付きレイアウトを適用したときも同様にグループは解体される(ゲストは独立ウィンドウへ戻る)。 レイアウトが復元するのは内部窓の配置・表示とそのグループ構成だけで、ゲスト窓の矩形は触られない
  • ゲスト窓の再表示時は自動で再ドッキングされることがある: 非表示 → 表示のときに、 ヘッダー位置が数 px 以内で一致する表示中ウィンドウがあればそのグループへ統合される。 ドッキング解除して出したいなら、再表示前に矩形をずらしておくこと
  • 起動時のドッキング構成は windowId ベースで復元される(ゲスト側の対応は不要)。 ホストは起動時の保存構成を控えておき、ゲストの Register 後に元のグループ・並び順・ アクティブタブへ復帰させる。この復元は windowId が起動をまたいで安定していることが前提 なので、リリース後に windowId を変えないこと。 保存構成に無い窓は従来どおりヘッダー位置一致で復帰する。 なお、ユーザーが手動でタブ構成を変えた後は控えた構成を破棄する(古い構成へ巻き戻さない)
  • タブのクリック切替・つまみドラッグ分離・グループ移動ドラッグの判定はすべて ホスト側(TabGroupManager)が処理する。ゲストは押下位置の通知だけ行えばよい
  • ゲスト窓が非表示になるとコネクトグループからも自動で外れる(ホストがポーリングする)。 Unregister 時・Editor モード OFF 時も同様に解除される
  • タブ統合とコネクトは独立した層。タブグループ丸ごとが 1 ノードとしてコネクトへ参加するため、 統合中の窓を連結しても、分離しても破綻しない

動作確認の手順(devbridge REPL での擬似ゲスト) ​

実プラグインを書く前に、MCP com3d25-devbridge の eval_csharp でダミー登録して 挙動を確認できる(2026-08-11 の実機検証で使用した手順):

csharp
var t = System.Type.GetType("COM3D2.SceneEditor.Plugin.DockingHost, COM3D2.SceneEditor.Plugin");
var rect = new UnityEngine.Rect(1300, 200, 398, 312);
System.Func<UnityEngine.Rect> getR = () => rect;
System.Action<UnityEngine.Rect> setR = r => { rect = r; };
System.Func<bool> isV = () => true;
System.Action<bool> setTV = v => { /* 描画停止指示 */ };
var handle = t.GetMethod("Register").Invoke(null, new object[] { 900001, "外部テスト", getR, setR, isV, setTV });
// ... TabGroupManager.Merge をリフレクションで呼べばドラッグなしで統合テストできる
t.GetMethod("Unregister").Invoke(null, new object[] { handle });

関連ソース ​

ファイル内容
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/DockingHost.cs公開 API + ExternalWindowAdapter
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/MTEUtils/TabBarDrawer.cs状態ベースのタブ列描画(内部窓・ゲスト窓で共有)
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/Manager/WindowConnectManager.csスナップ吸着・コネクトグループの管理
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/MTEUtils/DockingClient.csリフレクションブリッジ(ゲスト側の参考実装)
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/MTEUtils/DockableWindowBase.csゲスト向けウィンドウ基底
source/COM3D2.SceneEditor.Plugin/Manager/WindowLayoutManager.cs名前付きレイアウトの保存 / 適用(内部窓のみ)

他の連携 API ​

同じリフレクションブリッジ方式で、以下のホスト API も公開されている (型名は COM3D2.SceneEditor.Plugin.<型>。MTEUtils 側に対応クライアントがある)。

ホスト型MTEUtils クライアント用途ガイド
HistoryAPIHistoryClient操作履歴(undo/redo)への参加操作履歴連携
EditorStateHostEditorStateClientSceneEditor の有効/無効への追従有効/無効の連動
UIScaleHostUIScaleClientSceneEditor の UI 倍率への追従本ページ「UI 倍率」
MaidSelectHostMaidSelectClient選択中メイドの共有(読み取り・購読・外部からの選択変更)選択中メイドの共有
ModelSelectHostModelSelectClient選択中モデル(外部提供モデル)の共有(読み取り・購読・外部からの選択変更)選択中モデルの共有
GizmoHostGizmoHostClient外部ギズモを SceneView / GameView の入力・描画へ参加させるギズモ連携
InspectorHostInspectorHostClientInspector の内容描画の委譲Inspector 描画の委譲
SelectionManagerSelectionClient選択オブジェクトの取得・変更通知・選択時の SceneView フォーカス指定その他の連携
GizmoRendererGizmoToolClientギズモツール(移動 / 回転 / 拡縮)の状態共有その他の連携
InputRemapperInputRemapperClientGameView 上のマウス座標取り違え防止その他の連携

シーンプリセットへの相乗りだけは属性ベースの自動発見で、リフレクション接続は不要 (シーンプリセット連携)。